次に向け、気持ちの切り替えはできている。
明治安田J1・1st第4節・川崎F戦(1●4)は「自分のミスでいい流れが崩れてしまった」と舞行龍ジェームズ。クリアボールが運悪く杉本健勇に当たり、前にこぼれたところを決められてしまった。杉本のプレスに慌てたわけではなく、単純なトラップミス。意図はあった。「クリアするよりも、トラップで収めて、味方にパスするのが自分の持ち味。それは怖がらないでやっていきたい」と前を向く。
幸い、挽回のチャンスはすぐにやってくる。8日のナビスコ杯第3節・鳥栖戦だ。前線にロングボールを当ててくる鳥栖の攻撃は、セカンドボールへの対応が大切になる。そこでも「クリアだけでなく、パスにできればアルビのペースになる。判断よくやりたい」とイメージする。
出場すれば、舞行龍にとっては、2014年の第31節・鹿島戦以来、約5か月ぶりのホーム戦。「勝って自信を取り戻したい。みんなの前で万歳したい」と、ポジティブに臨む。
(新潟担当 野本桂子)
2015/04/07 07:00