先日行われた日本代表vsウズベキスタン代表(5○1)の一戦において、得点を挙げた宇佐美貴史と柴崎岳は共に92年生まれの”プラチナ世代”。同世代の選手にとっては大きな刺激になったに違いない。そして、杉本健勇もその一人である。
代表戦の話を彼に投げかけると「取ってましたね」と一言置き、「同い年がどんどん代表に行って活躍しているし、昔アンダーの代表で一緒にやっていた選手ばかり。自分も、まずはここでしっかりと結果を残してもう一度代表に行けるようになりたい」と静かに決意を露わにした。
今週末の明治安田J1・1st第4節・新潟戦は小林悠の負傷離脱により彼の今季公式戦初先発が濃厚。攻から守への切り替えの部分でチームメイトに厳しい声をかけられる場面は依然として多いが、「いいモノを持っているんだから」と大久保嘉人は彼に期待するがゆえへの叱咤だと打ち明ける。「悠君が戻ってきても俺が出るくらいの気持ちで戦う」今節は杉本にとって勝負の一戦になりそうだ。
(川崎F担当 竹中玲央奈)
2015/04/01 20:28