4日に行われるアウェイでの山形戦(明治安田J1・1st第4節)に向けて、調整を続けている湘南。その中でも練習から気を吐いていたのが古林将太だ。
昨季は開幕直前に負ったけがによりシーズンを棒に振ってしまい、再起をかけて挑んでいる今季だが、ここまで出場した3試合では大きなインパクトを残せていない。古林も「まだまだ」という言葉が口をつく中で、先週は曺貴裁監督との話し合いの末、別メニューで1週間をコンディション調整に費やした。そのことが彼自身の中で一つのきっかけとなったようで「自分にとって先週は変われる時期だったと思う。そこで考えたことを大事に持ち続けていきたい。いまは目の前のことに一つひとつ集中して、いまの自分を大事にしていきたい」と照れながら語った古林。
これを踏み台にして前に進めるかは自分次第。「メンタル的にもリフレッシュできた」と万全の態勢が整ったことを説明した右サイドのしかけ人は、今節も積極的な突破からチャンスを演出していく。
(湘南担当 林遼平)
2015/04/03 07:00