19日、永井謙佑が日本代表に選出された。
18日のナビスコカップ・川崎F戦(3○1)では、1得点1アシストの活躍。ハリルホジッチ新日本代表監督が視察に訪れた試合だったとはいえ、特に意識していたわけではない。「今季は点が取れていなかったので、そっちのほうが自分としては気掛かりだった」と臨んだ結果だ。
「素直にうれしかった」と喜ぶA代表入りは、学生だった10年以来のこと。あれから苦しんだ時期こそあったものの、「去年の終盤は調子も良かったし、いつ呼ばれても大丈夫な準備はしていた」。攻守でハードワークを繰り返し、左MFを主戦場としながらキャリアハイの12ゴール。世代交代の時期にある名古屋で、堅守速攻をカラーとするチームの象徴となった。
「自分の特徴を出していきたい。他の人とは違うモノ、違う色を出して頑張りたいと思います。(その上で)アシストなりゴールなり、結果を残したいですね」
爆発的なスピードは誰にもマネできない。日本が誇る韋駄天が、再び日の丸を背負う。
(名古屋担当 村本裕太)
2015/03/20 07:00