神戸は18日、ミニゲームなどで汗を流した。高橋祥平とCBコンビを組んだ北本久仁衛はワンツー突破やミドルシュートなど、アグレッシブなプレーで存在感を見せた。
神戸で16年目のシーズンを迎えている通称“鉄人”は、「みんなそれぞれが良い準備をするだけですね」と、選手でさえ読めないネルシーニョ監督の用兵に、戸惑うそぶりは微塵も見せない。
指揮官の印象を聞くと、「厳しい、しっかり見る、その一言だと思う。でも、ピッチを離れると穏やかな人。プロフェッショナルだなって感じますね」と語り、2004年に神戸を率いた「イワン・ハシェックさんも厳しさを持った人でしたね」との記憶も振り返ってくれた。
クラブ創設20周年、阪神淡路大震災から20年目となる今季。北本は、「節目の年に何かを起こしたいのはある。みんなで一致団結してやっていきたい」と、クラブ悲願の初タイトル獲得を見据えている。
(神戸担当 小野慶太)
2015/03/18 18:24