今季より、中継時のスコアの下に映し出されるシュート数表示に変化が起きた。昨年までの”総シュート数”が今季より”枠内シュート数”となり、これにより双方の数字が従来よりも少ない数のまま長く進む試合も多く現れることになったのである。
攻撃の精度を測るという点では興味深いが、”退屈なゲーム”と思われる可能性も大いに孕んでいるこの変化。中村もそう感じている1人であり「視聴者が(枠内シュートが少ない試合を)見ると、”この試合はつまらないな”と思うでしょう。せめて総シュート数と枠内シュート数を両方出してほしい」と熱弁。最後には「スカパー!さん、お願いします!」と一言。相当、真剣である。
ただ、これは単なる”苦言”ではない。Jリーグをたまたま見た視聴者に”面白そう”と思わせるために、表示される数字の大きさは必要だろう。もっとサッカーを多くの人に見て欲しいという彼の思いが、込められているのである。
(川崎F担当 竹中玲央奈)
2015/03/17 20:03