2月14日のプレシーズンマッチ・水戸戦で味方選手と接触し、左手舟状骨骨折という診断を受けていた昌子源は、3月6日に手術を行った影響で8日の明治安田J1・1st第1節・清水戦(1●3)に出場することができなかった。今季は、全試合フル出場を目標に掲げていたが、開幕戦でいきなり途切れてしまった。
しかし、「最良の決断だったと思う」と後悔はない。痛みを抱えながらだましだましプレーを続けてきたが、自分でも知らず知らずのうちに痛めている左手をかばってプレーしていた。「左手が使えていない」とドクターから指摘されて初めて気が付いたことが、逆に「チームに迷惑はかけられない」と手術する決断を促した。
すでにランニングを開始し早期復帰を目指す。
「ACL2試合で喫した4失点のうち3失点に絡んでいる」
ピッチでの借りはピッチで返すしかない。
(鹿島担当 田中滋)
2015/03/12 07:00