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　プレシーズンに負傷して調整が遅れていた押谷祐樹だが、なんとか開幕に間に合った。まだ万全と言える状態ではないが、背番号14はエースの自覚を持って開幕戦を見据えている。

「自分がやらないといけないと思っている。テツさん（長澤監督）にもそう言われているんで、自覚を持ってやりたい」。

　例年、いいスタートを飾れず苦しんできた。だからこそ気持ちも入る。「とにかく早く入れたい。一昨年も昨年も時間がかかってすごく苦しかった。早く気が楽になりたい」。最後は笑顔を浮かべたが、ゴールを渇望していることは偽らざる本音だろう。

　岐阜を迎える開幕戦は3月8日14:00キックオフ。押谷はサポーターへ呼び掛けた。
「去年は僕たちも悔しい想いをしたし、サポーターの皆さんも悔しい想いをしたと思う。だから今年はいい形で終わりたい。僕たちはJ1昇格っていうプレゼントをサポーターの皆さんにあげたいなってずっと思っているので、応援してもらいたいです」。