今季、明治安田J2・2年目のシーズンを迎える讃岐。昨季は開幕7連敗を喫するなど苦難を極めたシーズンとなったが、今季は「昨季のようにならないよう、最初から結果を出しにいく」(山本翔平)と同じ鐵は踏まない構え。ゆえに、8日の開幕戦となる大分戦はその流れをつかめるかどうかの試金石になる。
指揮官である北野誠監督は開幕戦を睨み、「どうなるんだろうね」と少しおどけながらも、勝負のカギを試合開始15分までのプレーと分析。「うちは若い選手が多いけど、15分我慢できたら面白いんじゃないかな。最近の練習試合では最初に相手にペースを持って行かれてしまっていたけど、そこを我慢できたらボールも握れるようになっている。うまくしのげればそうそうやられない」と、主に守備面で手応えを感じている様子だ。
昨季の開幕7連敗のトラウマは「選手はあるかもしれないけど、俺は忘れてたから(笑)」(北野監督)と、あくまでも視線は前へ向けられている。
(讃岐担当 松本隆志)
2015/03/05 17:59