新潟との練習試合が終わったあと、角田誠はCBの相方である谷口彰悟に対し一つの疑問を投げかけたという。
というのも、「(チームが)どうしても攻撃重視なので、奪われた瞬間のバランスが悪い」ことによって「カウンターを受けることが多くなる」からだ。後方でブロックをしっかりと作ってそこではね返す作業に慣れていたせいか、“フロンターレスタイル”に驚きを隠せなかったようである。
ただ、その攻守のバランスに関しては「最近いろいろな選手とそういう部分を話していて、(中村)憲剛さんとも。ここは改善できるかなとは思う」と語っている。
攻撃サッカーゆえにDF陣が感じる川崎Fの”洗礼”(?)を浴びている角田だが、一方で自らを後押ししてくれた要素がある。
それは、サポーターからのチャント。仙台時代のそれを継承したものが川崎Fでも歌われており「一緒でしたよね(笑)。聞き慣れた歌だったので、まったく違和感なくできました」と笑顔を見せた。
(川崎F担当 竹中玲央奈)
2015/02/27 07:30