10日から行なわれている国分キャンプも終盤に指しかかり、定位置を巡る争いが各ポジションで繰り広げられている。
前線ではエース・大黒将志のパートナーの座を巡って、ダニエル・ロビーニョと共に有田光希がアピールを続けている。18日の讃岐戦では 大黒将志とダニエル・ロビーニョが2トップで先発。スコアレスで試合が進む中、2本目の66分から有田光希が前線に投入され、ダニエル・ロビーニョがサイドに回った。有田はボックス内でクロスを狙い、77分にはエリア外から強烈なドルシュートを放って相手ゴールを脅かしている。
有田はトレーニングの中でも主力組で大黒とコンビを組む場面があり「練習からアピールできている自信はある」(有田)と手ごたえを口にしている。昨季は神戸からの期限付き移籍だったが、今季から完全移籍。7日の愛媛戦では「狙ってました」(有田)という今季のチーム第1号ゴールも決めるなど、存在感を発揮している。
(京都担当 雨堤俊祐)
2015/02/22 08:50