今季のJリーグアウォーズでは、平岡康裕がフェア―プレー個人賞を受賞した。昨季は、肩の負傷などにより出場できない時期もあったが、昨季終盤の肩の手術で不安はなくなった。今季はチーム唯一の全試合フル出場で、さらに警告を1回ももらわなかった。
試合の内容でも、今季は5得点と、ノヴァコヴィッチ、大前に次ぐチーム3位の得点数を誇った。しかし、チーム全体としては60失点と、リーグでも2番目に失点が多かった。「失点数には責任を感じている。フェアプレーが一番だが、プロとしてファウルをもらう部分もどこかで必要」と葛藤もある。
ただ、チームが苦しい中での受賞は、清水にとって明るい話題だ。高円宮妃から盾を受け取り、「今までで一番緊張した」というスピーチも無事に終えた。来季は、フェアなプレーで、しかも失点が少ないDFとしての活躍に期待したい。
(清水担当 田中芳樹)
2014/12/10 20:51