J1昇格プレーオフ準決勝で負傷退場し、千葉との決勝はベンチから見守ったディエゴ。「仲間と同じ目標が持てたし、みんなが頑張ってくれて良かった」とJ1昇格を果たせたことに安堵していたが、「正直に言えば、プレーオフ決勝はベンチに座っているのが嫌だった。コンディション的にも良かった」と重要な試合に出場できなかった悔しさも滲ませた。
痛みの心配もなくなり、次なる目標は天皇杯制覇。「G大阪は3冠が狙えるのでモチベーションは高いと思うが、gウチもJ1昇格を決めたことで負けられない。いい試合になるんじゃないか。サポーターの皆さんは、『行って良かったな。あの試合見て良かった』と思うんじゃないか」と来季同じJ1で戦う相手との対戦を楽しみにしていた。
プレーオフ決勝に出られなかった分、「どこのポジションでもいい。まずは試合に出たい」と出場への意欲は強いが、「ベンチ以外だったら(笑)」と重要な一言も忘れなかった。
(山形担当 佐藤円)
2014/12/10 19:52