5日、C大阪は、15日から21日まで韓国で行われる韓国代表トレーニングキャンプメンバーに、GKキム・ジンヒョンとMFキム・ソンジュンが選ばれたと発表した。
キム・ソンジュンにとっては、候補も含めてA代表召集は初めて。「セレッソに呼んでもらったおかげで、今回、代表のチャンスがもらえたことを嬉しく思う。アジアカップのメンバーに選ばれるように頑張りたい」と話した。
韓国代表のキム・ミヌと対戦した第28節・鳥栖戦(0●1)後、「ミヌとは小学校と高校が一緒。僕が先輩だけど、彼が代表に呼ばれて嬉しく思う。自分も代表の夢は持っている」と話していただけに、念願叶った形となった。ただし、「クラブがJ2降格したことで、心は痛む。自分も残留に貢献できなかった」と、神妙な表情も。
一方のキム・ジンヒョンは、新生韓国代表になって以降、毎回呼ばれている。「少しずつ緊張することもなくなってきた。でも、正GKになるためには、もっと力を見せないと。4年前にアジアカップに行った時は代表に入ったばかりで試合にも出られなかった。今回選ばれれば、その時の経験を生かしたいし、優勝したい」と話した。
来季についての明言は避けたキム・ジンヒョンだが、第33節・鹿島戦(1●4)の翌日、「代表のことを考えれば、J2は難しい部分もあるけど、セレッソには育ててもらったし、愛着もある。シーズンの最後は後ろが踏ん張れずに負けた責任もある」と話していただけに、来季もC大阪でのプレーが見られる可能性はありそうだ。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/12/05 16:51