14年シーズンも最終節を迎える。今季に10年ぶりに広島へ復帰した林卓人は、「シーズンを通して考えれば思うような結果は出せなかったけど、最後まで広島の一員としての誇りと責任を持ってやれたことを幸せに思う」と一年を振り返った。そして、「そういう想いを全力でピッチに注いで、サポーターの皆さんと一緒に喜びを分かち合いたいと思います」と、最終節に向けた意気込みを語っている。
6日に行われるEスタでの一戦は、先日に引退を発表した柳沢敦の現役最後の試合ともなった。そのゴールを昨年まで三年間チームメイトだった林が守るのも不思議な縁だが、「プロとしての姿勢を見せてくれて、キャプテンシーも発揮してくれた。本当にサッカーのすべてを知っていた」と柳沢との思い出を語った林は、「真剣勝負の中で楽しみたい」と語った。
(広島担当 寺田弘幸)
2014/12/05 15:31