先日の日曜日(11月30日)に行われたJ1昇格プレーオフ準決勝における山形・GK山岸範宏のゴールは日本中に驚きと感動を与えたが、浦和時代のチームメートである西部洋平もその中の一人。だが、”疑問”のほうが大きかった模様。「何であそこに飛び込んだろう?と思ったし、石川(竜也)さんも、なんであそこに合わせていたんだろう?と。不思議なことが多すぎた。それに、あのニアのところにギシさん(山岸)以外誰も行っていなかったし、”まさか本当にギシさん狙いなの!?”とか。でも”そんな訳ないだろう”とか思ったりして(笑)」。
色々と考えを巡らせたようだが、結論は出なかったようだ。もしも彼らがこの記事を見ていたら、ぜひとも西部本人に伝えてほしいところ。
そして、山岸本人についても言及。「あのタイミングで、あの試合でやるというのは、只者じゃない。メンタルとか色々備わってないとああはなれないし、途中から来てチームをあそこまでまとめるとか。でも、ギシさんはそういう人。人間的に凄く尊敬できる人だし」と語った。
人間性という点では西部も負けじと素晴らしいものがある。だが、その西部をしてこう言わせるだけの選手である山岸だからこそ、サッカーの神様は彼に微笑んだのかもしれない。
(川崎F担当 竹中玲央奈)
2014/12/03 07:00