移籍1年目ながら開幕から全試合に出場している平井将生。最終節・熊本戦に出場すれば自身初の全試合出場を達成することになる。しかし、平井自身は「ケガなくやれたのはよかったけど試合に出て何もできていない。自分の数字に納得できていない」と苦い表情を見せる。それもそのはず、今季ここまで挙げた得点がわずかに3に留まっているからだ。「点を取らないとおもしろくない」とストレートに心境を言葉にしている。
福岡では中盤に引いてボールを受けて組み立てるゲームメイクを求められ、しっかりとこなしているがやはり、本質はストライカー。「今季の自分は中途半端だった。G大阪の選手たちにも試合を見ていろいろ言われることもあった」と少なからず、葛藤があったようだ。「最後くらいは積極的に行きたいし、どん欲にゴールを狙いたい」と意気込む平井がストライカーとしての姿を取り戻せるか、注目したい
(福岡担当 杉山文宣)
2014/11/21 07:00