オフ明け初日、18日の練習場に、見慣れない、それでいて違和感のない顔が一人、全体に混ざっていた。毎年、夏になると現れる練習生とはまた異なる時期に登場した練習生の正体は、昨季までC大阪で4年間プレーし、今季はタイ・プレミアリーグに活躍の場を移していた茂庭照幸(バンコク・グラスFC)だ。
持ち前のコーチングでチームを盛り上げ、フルメニューをこなした茂庭に対し、「ウチのチームの選手みたいな感じ(笑)声も出して、一生懸命やってくれている」とは大熊裕司監督。
練習後、茂庭に話を聞くと、「思ったよりみんな元気があって良かった。(やはりセレッソの現状は気になる?)なりますよ、そりゃ。少しでも元気を与えることができれば、と思って。(タイリーグは)9日に終了し、11日に帰国しました」とのことだった。
茂庭の今日の送り迎えを務めたという山下達也は、「(雰囲気は)変わりませんね(笑)。色んな話が聞けて良かったです」と話していた。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/11/18 17:07