3日間のオフを与えられ、リフレッシュした浦和の選手たち。オフ明けの7日、そして8日ともに必要以上に気持ちを入れ込みすぎず、リラックスした雰囲気でトレーニングが行えていたが、オフを悶々と過ごしていたのはMF宇賀神友弥だった。
3連休を利用し、リラックスするために温泉に行った宇賀神。だが、そう理想どおりにはいかなかったようだ。「温泉に入ってリラックスすると、どうしても次の試合のことを考えてしまう。一旦、サッカーから離れようと思ってそういうところに行ったのに、目をつぶると『ああ、次の試合…』と思っちゃう。それで『ああダメだダメだ、いまは考えるのをやめよう』という繰り返し」と苦笑しながら明かした。
それも熱い思いがあふれ出てしまうがゆえだが、「気持ちが入りすぎると空回りする節があるので」と言いながら、「平常心は無理かもしれないけど、いつもどおりを心掛けてやりたい」。それがひとまずG大阪戦(22日・第32節)までの宇賀神のテーマになるようだ。
(浦和担当 菊地正典)
2014/11/08 18:18