「特に思い入れのあるチームだけど、勝利に貢献できるような仕事をしたい」。昨季プレーをした古巣・熊本との対戦にも、堀米勇輝はグッと気を引き締めて勝利に導くプレーを目指している。
ジュニアユースから一貫して甲府で過ごしてきた堀米にとって、熊本は初めての移籍先だった。その熊本では多くの出場機会を得ることで「選手はやはり試合に出てナンボだと感じた」と、プレーヤーとしての意識が開眼。それと同時「試合に出たからこそ感じる悔しさも味わった」という。1年足らずという短期間ではあったが、熊本で得た経験により「大きく成長した1年になった」と感謝の気持ちを言葉にする。
その経験を糧に今季は愛媛で飛躍してきた。今季は昨季の4ゴールを大きく上回る8ゴールをすでに挙げている。「自分のプレーで観に来て良かったと思わせたい」と、堀米はさらなる成長した姿を熊本サポーターに披露するつもりだ。
(愛媛担当 松本隆志)
2014/11/07 19:26