試合が動いたのは、9分、高木純平のクロスから、瀬沼優司が合わせて先制。その後38分には石毛秀樹のバーに当たって入る強烈ミドルシュートで追加点。後半に入っても、瀬沼がこの日2点目となるヘッドを決めると、25分には後半から入った加賀美翔が、イ・キジェのクロスに完璧に合わせたボレーが決まり4点目。
ここで、ベンチが動いた。長沢駿が4月19日の第8節・徳島戦(4○0)以来となる実戦。「うまくできるという気はしていた」(長沢)と、与えられた最後の時間は15分ながらシュート2本を打つなど積極的にゴールを狙った。「良いところに顔を出していたし、ポジション取りのうまさが出ていた」と、大榎克己監督も頬を緩めた。ただ、「あまり無理はさせたくない」と慎重な姿勢は崩さなかった。
試合は、終了間際に高木善朗のゴールが決まり、5-0で清水が勝利した。
(清水担当 田中芳樹)
2014/11/03 18:50