1日、2日に控える第31節・鳥栖戦へ向けた軽めの練習で汗を流した。
前節・大宮戦で復帰した奥井諒も軽快な動きを披露。「せっかくチャンスをもらえている。今シーズンはけがが多かったし、ラスト4試合、どれだけチームに貢献できるか。自分の力を出せれば勝利につながる。そのために戦いたい」と語気を強めた。
九州に「縁は薄い」と話す奥井だが、鳥栖に関してはちょっとした逸話も。ルーキーだった一昨季、「(J1で)初めて行ったアウェイが鳥栖だった。19人目ですけど(笑)。メンバー外で上から見ていた」という。ただ、「出たかったけど、その空気に触れられたことが良かったですね」と振り返る。その前向きな姿勢は続く清水戦でのJ1デビューにつながり、奥井は右SBのレギュラーを掴み取った。
その時以来となるアウェイ・鳥栖戦だ。奥井は「おととしは完敗(第4節/0●3)。鳥栖は自分たちのスタイルを持っているし、そこが良さ。あのころと変わっていないと思う」と警戒心を緩めない。持ち前の弾丸小僧っぷりを爆発させて、神戸の上位進出に望みをつなぐ。
(神戸担当 小野慶太)
2014/11/01 15:39