19日にJ2第37節、アウェイでの熊本戦に臨む3位・磐田は18日、熊本県阿蘇市内の陸上競技場で最終調整を行った。磐田がアウェイ戦の前日練習を現地で行うのは10年の山形戦以来となる。今季、九州でのアウェイ戦では1分3敗と苦戦。このためクラブは従来の予定を変更し、前日練習を現地で行うことにした。
練習時間は約1時間。リラックスゲームやシュート練習を行い、汗を流した。練習会場は阿蘇山のふもと。練習後、名波 浩監督は「景色が最高だし、新鮮な環境で練習できてよかった」と調整を振り返った。また、戦術面では「熊本はプレッシャーが激しい。それをうまくいなさないと」と明日の一戦を見据えた。
クラブは試合前に悲報に接することになった。94年から01年まで磐田でプレーした元日本代表MF・奥大介さんが17日、交通事故のため死去。磐田の高比良慶朗社長は「いまはただ、奥大介氏のご冥福をお祈りし、謹んで心より哀悼の意を表します」とクラブを通じてコメント。磐田は熊本戦で喪章を着けてプレーすることを検討している。
(磐田担当 南間健治)
2014/10/18 20:04