前節・東京V戦(第36節/0△0)を引き分けたことにより、6試合を残しての優勝を決めた湘南。しかし、選手たちには“勝って決めたい”という気持ちも強かったため、喜び半分の優勝となった選手も多い。
その中でGKの秋元陽太は、「2位の松本が勝った時点で、勝たなければダメ(優勝できない)だと思っていたので、終了の笛が鳴った瞬間は(優勝は)次節に持ち越しかと思っていた。それで周りから『優勝だよ』って言われて、『えっ』て感じでした(笑)」とまさかの仰天告白。「いまは優勝の実感はない。まずは次のホームで勝って、みんなで喜びたい」と、今節・長崎戦での勝利を見据えていた。
ちなみに秋元は、昨日(14日)のブラジル戦に出場した太田宏介(FC東京)とは幼稚園時代からの幼なじみ。さらに小林悠(川崎F)とは小学校のころに町田の選抜チームで一緒だったそうで、二人の活躍には「うれしいですね」と一言。「僕はしっかりJ2の残り6試合に臨むことが大事。もちろん二人にも追いつけるように頑張りたい」と、彼らから刺激を受けながらも、秋元は自分自身をしっかり見つめている。
(湘南担当 林遼平)
2014/10/15 17:38