オフ明けの練習場で話題になっていたのが、13日のユースの試合。ユースと言っても韓国に勝利したU-19日本代表でなく、ヴァンフォーレ甲府U-18のことである。
甲府U-18は現在、冬の全国タイトルであるJユースカップを戦っている。秋田、東京V、横浜FMと争うグループHを勝ち抜けば、決勝トーナメントに進むことができる。首位に入ればもちろん、2位でも他組との比較により「11分の5」の確率で勝ち上がれるレギュレーションだ。
13日には毎年のようにJリーガーを輩出している名門・横浜FMを2-1で撃破。これで2連勝となり、16日(木)の東京V戦で勝つか引き分ければ、グループ首位とグループステージ突破が決まる。
アカデミー3人目の昇格選手で、プロ1年目の若杉好輝(通称ジョニー)が横浜FM戦の応援に出かけていたという。後輩の実力に「僕らのときより強いです。(去年は)守って速攻だけだったけれど、今年はつないで崩せる」と感心していた。
(甲府担当 大島和人)
2014/10/14 18:43