「前半はわりとスムーズに右にもボールが動いてたので、そこから雅人さん(山﨑)が飛び出したりとか、舩津(徹也)もいい感じに絡んできて人数をかけた攻撃ができていた」
前節(第35節・岐阜戦/0●1)をそう振り返ったのは、右WBで先発した小林亮。しかし後半は一変、小林のサイドを相手に攻め込まれた。その原因をこう語る。
「後半になって、ずーっと左に偏った状態というのを自分の中で感じてた。そこを埋めたときなどに、相手のボランチから(左WBの)森さん(勇介)のスペースに出されてしまったりということがあった」
そうした反省を踏まえ、「WBがいる良い部分は幅を使えること。バランスも大切だが、攻撃のときは自分もボランチとうまくコミュニケーションを取りたい」と修正に取り組んでいた。その上で、今節の長崎戦に向けては「3バック同士の対戦だとなかなか崩し切れないシーンはあると思うが、セットプレー含めてチャンスはある」と意気込みを語っていた。
(山形担当 佐藤円)
2014/10/09 18:56