前節・横浜戦に2-0で勝利し、3位・磐田が敗れたことで、勝ち点差は再び『8』まで広がった。
しかし、チームは気を緩めることはない。「ある意味、毎試合決勝戦の気持ちで臨まないと」と意気込む鐡戸裕史は、チームで唯一地域リーグから松本でのプレーを続ける最古参選手だ。
鳥栖所属時の2008シーズン、最後に力尽きたものの、昇格争いを経験している。鐡戸は「まだ若く、皆に助けられながらやっていたという意識が強かった。あの当時はチームについていって、雰囲気を壊さないようにするという思いだった」と当時を振り返りつつ、ベテランとなったいまは「当時とは立場も変わっている」。J1昇格へ貢献すべく、並々ならぬ闘志を燃やしている。
「悔いを残さないようにチーム一丸、“One Soul”でやっていきたい」
(松本担当 多岐太宿)
2014/10/09 17:02