前節の群馬戦(1○0)で5試合ぶりの勝利をつかんだ讃岐。J2残留のためには貴重な勝ち点3となったが、20位・東京Vも勝利したため結果的に勝ち点差は縮まらなかった。
前節は讃岐の試合前に東京Vの試合結果は出ていたが、選手たちはその結果を知らずにゲームに臨んだようだ。そして、勝利の歓喜を味わっていた中、「試合が終わった時に(東京Vの)結果を聞いて、自分たちが勝って“よっしゃ”っていう感じはなくなった」と西野泰正は落胆があったことを話したが、落ち込んだままにはならなかったという。「気持ちは引き締まったままでいられるし、あらためて勝ち続けないといけないという気持ちになれた」と前向きに考えていた。
小澤雄希も「勝ち点差10と7では全然違う。広がらなかったことをポジティブにとらえたい」と西野にならう。そんな前向きな気持ちもあってか、「いまは練習でも覇気があるし、チーム一丸になっている」とチームはまとまりを感じている小澤は、「残り全部勝って8連勝するつもり」とJ2残留への道のりに迷いはない。
(讃岐担当 松本隆志)
2014/10/08 19:11