Jリーグ王者・広島が世界に挑戦したことで注目を集めているクラブワールドカップ(CWC)。日頃は応援される側に回るJリーガーたちも、観客の1人として世界の大舞台を楽しみにしています。
12日の準決勝には南米王者のコリンチャンスがお目見えしますが、豊田スタジアムに足を運ぶと見られるコリンチアーノ(コリンチャンスサポーター)は、母国から1万人(一説では2万人とのうわさも)、日本在住の日系ブラジル人5000人。
まさに王国ブラジルの熱気が真冬の豊田スタジアムで見られることになりそうです。
そんなコリンチアーノの一部に、Jリーグのブラジル人も加わることになりそうです。FC東京のルーカスもコリンチアーノで、かつてコリンチャンスでプレーした1人。先月24日のG大阪戦後に、コパ・リベルタドーレスの制覇を筆者が祝福すると「ムチャクチャ、うれしいね。CWCはもちろん、準決勝も決勝も見に行くよ」と目を輝かせていました。
一方、G大阪のレアンドロもコリンチアーノで、育成世代で最初に所属したのがコリンチャンス。「僕にとってはいわば最初のクラブだし、準決勝は見に行くつもりだよ」(レアンドロ)。
2006年のCWCでインテルナシオナルが来日した際、幼少からのサポーターであるシジクレイさん(当時G大阪)は、わざわざブラジルの実家から昔来ていたレプリカシャツを取り寄せてスタジアムで観戦していました。
エメルソンとダニーロ、ファビオ・サントスの元Jトリオが先発予定のアルアハリ戦。ピッチ内外で見どころは豊富です。
(G大阪担当 下薗昌記)
2012/12/11 17:55