仙台はJ1第23節・新潟戦(0●1)で[4-3-3]のもとでのシステムを今季初めてスタートから採用。普段の[4-4-2]と併用することで、現在3連敗中の苦境からの脱出を目指す。
その新潟戦でFWの中央に入ったのが、赤嶺真吾。新潟戦は立ち上がりからプレッシャーを厳しくかけ、攻撃でもポストプレーから周囲の攻め上がりを引き出した。「守備では、FWからのプレスとそれに連動する形をしっかり出せたので、“大ピンチ”といえるものはほとんどなかった。それだけに直接FKを決められたのは悔しいのですが…」という感触を得た反面、「攻撃面ではもっと互いに離れすぎない距離をとれるように修正したい」という課題が残った。
次節の相手・鳥栖は厳しいプレッシャーに基づいた堅い守備を持ち味とするだけに、出場停止から復帰するウイルソンも加えた攻撃陣の力が試される。「どのシステムでも、前への意識を持って攻めることが大事」という意気込みのもと、赤嶺はゴールを目指す。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/09/17 19:20