今節・第30節の水戸戦、次節・愛媛戦、そして週中(10日)の天皇杯4回戦・鳥栖戦と、山形は中3日の3連戦をすべてアウェイで戦うことになった。水曜日の鳥栖戦後は愛媛に直行せず、いったん山形に戻る予定で、移動の疲労は心配されるが、プレーオフ圏内に入り込みたい11位の山形としては、なんとしても乗り越えなければならない3連戦だ。とりわけ、その初戦を落とすことはできない。
「相手はテツさんが監督だから絶対走ってくると思うので、それ以上に走らないと勝機は見えないと思う」と話すのは、国士舘大時代に水戸・柱谷哲二監督に指導を受けた山﨑雅人。「連戦を勝って始めるのと負けて始めるのでは違う」と初戦の重要性を強調した。
初戦で古巣・水戸との対戦となるロメロ・フランクは「3連戦は全部移動になるが、しっかり休んでいけばコンディションはよくなると思う」と話し、「自分は連戦のほうが動ける」と得意の粘り腰を発揮しそうだ。
(山形担当 佐藤円)
2014/09/04 18:46