前節(第29節)の水戸戦(1○0)は終始押し込まれながらも、虎の子の1点を守り抜いて5試合ぶりの勝利を手にした千葉。CBとして苦しい試合を耐え切った山口智は「シュート数も圧倒されているし、良いところはなかった」と振り返った。
ただ、その上で「まあでも、いまの僕らの力、やり方の感じでは、大事な勝ち方だとは思う。ああやって1点を取れない中で取って、それを守り切るのは大事なことだった」とも語っている。残り試合が少なくなってきた中で、「今後はああいう(水戸戦のような)形であっても勝ち切ることがすごく大事なのかなとは、正直思った」ということだ。
そして、そのためにあらためて強調したのが意思統一の重要性だ。「チームが勝つために、どういう選択がベストなのかを選択できるようなチームになっていかないと、ちょっと厳しい」(山口智)。リーグ戦も終盤に入っていく中で、一つのポイントになってくるだろう。
(千葉担当 片村光博)
2014/09/04 07:00