「僕自身もサッカーをやっているどころではないと思いますし、なにか被害のあった方たちのために手伝えることはないかと思いますけど、われわれにできることは、このチームを支えて下さっている地域の皆さんにサッカーを通して勇気、元気、希望を持ってもらえるようにすること。明日の試合は犠牲になられた方の追悼の意を込めた試合であり、被災されている方や救助されている方に、最後まで戦い抜く姿勢を見せないといけない」
森保一監督は広島市内で発生した土砂災害に心を痛めながら、自分たちができることに全力を尽くすと誓った。
被災地はEスタのある地域で、市内から安芸高田市の練習場へと向かう道中にあたる。選手やクラブスタッフも多く住んでいるホームタウンで発生した災害に、クラブと選手会は「がんばろう広島」のメッセージ下、復興活動を開始。23日のC大阪戦がその活動のスタートになる。
「サッカーを通してできることをお見せしないといけない」と話し、森保監督はチームを送り出す。
(広島担当 寺田弘幸)
2014/08/22 19:52