8月17日にユアテックスタジアム仙台にて、ベガルタ仙台の20周年記念試合として「ベガルタ仙台OB vs. ユべントスレジェンズ」が開催される。この試合にユヴェントスレジェンズの一員として参加するのが、セルゲイ・アレイニコフ氏。ベラルーシ出身で旧ソ連代表やベラルーシ代表としても活躍し、日本では1993年から95年までG大阪でプレーしていたことでもおなじみの元選手だ。今回の記念試合参加にあたり、仙台やユヴェントスのファンのみならず、G大阪やJリーグのファンに向けたメッセージをいただいた。
「こんにちは。記念すべき試合に参加することができることを、うれしく思います。私はユべントスの一員としていいプレーをしたいということはもちろん、サッカー以上のものを皆さんにお伝えしたいと思っています。ご存知の通り、この仙台など日本の広い範囲が2011年に悲しい災害に襲われました。復興に向けて力強く頑張っている人がいることも、いまだに苦しい生活をしている人がいることも知っています。だからこそ、私達はこの目でしっかり現状を見るとともに、サッカーを通じて、サッカー以上のもの、楽しみや希望を伝えたいのです。
日本のサッカーの発展は私も遠くから感じています。私の所属していたG大阪は当時よりもはるかに強いチームとなり、ACLを制したときには私もうれしく思いました。Jリーグから欧州のトップリーグで活躍する選手も増えました。ただし、これで終わりではなく、成長し“続けている“し、そのための努力を続けてほしいと思っています。
今回の試合で私や仲間たちのプレーなどから、日本のファンの方々が多くの楽しみを見出してくれれば幸いです」
(BLOGOLA編集部)
2014/08/17 11:18