「今季からスパーズ(トッテナム)の監督になるぐらいですからね。それぐらい評価されている監督です。彼はラテン系(アルゼンチン出身)の方なので、パッションがすごかったです。フットボール、特に試合に対する情熱がものすごい。ネガティブなことは言いませんし、ポジティブに持っていく力のようなモノは感じました」
「どうなるんでしょう、楽しみです。プレミアリーグにはほかにも知っている選手がたくさんいますから。リッキーがリバプールに行って、ルーク・ショーがマンチェスター・ユナイテッドに行って。アダム(・ララーナ)もリバプールに行きましたが、けがをしてしまったのが残念です」
「そうなんですよ! 絶対わざとでしょ、って思っちゃいますよね(笑)」
「やっぱりリバプールでしょう、普通に考えると。サウザンプトンは監督も代わっているし(オランダ人のロナルド・クーマン前・フェイエノールト監督が就任)、ジェイ・ロドリゲスもけが明けで間に合うか間に合わないか分からないし、(吉田)麻也次第じゃないですか?」
「やっぱり話も通じるし、自分のプレーも分かってくれているし、ピッチでもコミュニケーションが取りやすかった。ただ、だからと言って特別だったわけではないですよ。普通にチームメートの一人でした」
「それはもちろん。彼は奥さんもいますし、よく家で食事をごちそうになったりしていました」
「活躍してほしいです。僕がいた当時のディフェンスは麻也とフォンテとロブレンとヨス(・ホーイフェルト)の4人が試合に出ていました。誰が出てもおかしくないし、誰も特別に抜けているわけではなかったので、麻也もチャンスだし頑張ってほしいです」
「もちろんサウザンプトン、そしてリバプールです」
「昨季は優勝こそ逃しましたが、本当に良いチームでした。スアレスが本当に良かったし、優勝してほしかったんですけどね。今季はスアレスが抜けて(バルセロナに移籍)、そこに(元チームメートの)リッキー・ランバートが入った。リッキーも相当やると思います。リッキーとスターリッジ。併用されるかは分かりませんが、彼らは結構合うんじゃないかと思います。ジェラードはパスを出してくれますし。でも順当に考えたら、マンチェスター・シティといったクラブは力が違いますからね。あとはユナイテッドがどうなるか。総合的にはリバプールとシティとアーセナルとチェルシーが安定した力を持っている。でも、やはりリバプールに頑張ってほしいですね」
「プレミアですか? プレミアは…とにかくすごいですから(笑)。本当にすごい、あそこはすごいです。昨季の(香川)真司は良かったと思うんですけどね。1点も取れなかったけど、出た試合でのプレーは良かった。いずれにせよ、プレミアリーグは世界一のリーグです。レベルが違う。個もチームも組織もサポーターも。僕はとても好きでした」
「もちろん生かしたいです。サッカー選手としてももちろんですし、それだけに限らず、引退したあとにも。自分の思いや考えを日本サッカーの発展のために生かして貢献したいと切に願っています」
「シュートの意識が向こうでは全然違いました。それが特に学んだことです。あとは球際や切り替えの速さ、そのあたりを生かしたいですね」
「レッズのサッカーはどちらかと言えばバイエルンに似ていますよね。切り替えや球際や運動量といったところが」
「でも、まだ全然見せられていないです。だから歯がゆいですけど、できると信じています。頑張ります」
(BLOGOLA編集部)
2014/08/15 18:00