オフ明けの2部練習では、午前中にゲーム性を持たせたセットプレーを取り入れることが多いが、8日の午前練習でも、4グループに分かれての対抗戦が行われた。左右のCKでまず『準決勝』を行い、敗れたチーム同士が「3位決定戦」、そして勝利チーム同士が「決勝戦」をFKで行うというモノ。
この日は、会話だけではイメージがつかみにくいだろうから、という配慮で、B5サイズ程度の小さなホワイトボードが各チームに配られ、それぞれが「作戦会議」を実施していた。
練習後、山口武士コーチが持っていたそのボードを見せてもらうと、表面にはピッチの半分をプリントした紙が貼られた手作り。開幕の福岡戦で見せたデザインプレーもこうした時間から生まれたモノで、各グループでアイディアを出し合って試す形が、実際の試合でも生かされているのだが、その裏にはスタッフ陣の工夫もあったというわけだ。
(熊本担当 井芹貴志)
2014/08/08 22:06