清水の新監督に就任した大榎克己監督は、練習初日となった30日の練習こそメニューを変えることはなかったが、翌31日は独自色を出してきた。
まず、試合2日前から行われていた非公開練習に手を加えた。2日前は公開練習とし、試合前日のみ非公開練習をすることになった。そのことについて指揮官は「夏休みなので、サポーターと触れ合う機会を増やしていきたいなと思う」と説明。就任会見で「後援会の退会届がFAXで送られてきて、それを見たときに寂しくなった。もう一度みんなから愛され、応援されるチームにしたいという思いが一番」と話していたが、早くもそこを改善した形となった。
ただ、そうなると手の内を明かすことになるが、「別に非公開練習にしなくても良いかなという思いがある。試合前日はリスタートの確認などがあるので、非公開としたが…。まぁ、別に隠す気もないですけど」と、特に気にしていない様子だった。
(清水担当 田中芳樹)
2014/07/31 21:29