約2年半を過ごした岐阜との対戦を控え、押谷祐樹は心をはずませている。長良川でプレーするのは磐田に所属していた2012年のプレシーズンマッチ以来、約2年半ぶり。「昨季はけがで行くことができなかったし、だいぶ楽しみですね。一緒にやっていた選手はもう二人だけになったけど、長良川でゴールを取りたいと思う」と意気込みを語った。
ただ、ゴールを奪うためには川口能活を破らなければならない。「僕がジュビロに入ったときからずっとゴールを守る姿を見てきて、止めるところばっかり見てきたので、すごいGKだとずっと思ってきた」と大先輩の偉大さを語ったが、「昔は無回転に弱いところがあった」と無邪気に笑い、「遠目から打っていけばチャンスはあるかなって思っている。雨が降ってピッチがスリッピーになってくれたらちょうどいいな」と、攻略法はしっかりとイメージできているようだ。
押谷は大先輩の守るゴールネットを揺らして古巣へ恩返しができるだろうか。
(岡山担当 寺田弘幸)
2014/07/29 18:31