興梠慎三が古巣戦に向けて意気込みを語った。
27日に行われる第17節で2012年まで在籍していた鹿島と対戦するが、「昨季ほど燃える気持ちはないし、空回りすることはないと思う」と気合いを入れていた昨季とは異なり、冷静に語った。
その理由は「鹿島は若い選手が多くなっているし、一緒にやっていた人は減ったから」。とはいえ、「プレーしていたチームだから負けなくない」と必勝を誓う。何より「点を決めると言っちゃったので、実行しないといけない」と興梠は言う。7月12日に行われた天皇杯2回戦・浦安SC戦(8○2)で2点を決めながらもハットトリックを逃し、試合後のヒーローインタビューで「ハットトリックは鹿島戦に取っておきます」とサポーターの前で“公約”をしたからだ。
そのために大事なことは「相手が鹿島だということはあまり考えず、いつもどおりのプレーで落ち着いてやること」。昨季の反省も生かしながら、古巣戦の活躍を期している。
(浦和担当 菊地正典)
2014/07/25 15:39