仙台は第15節・柏戦(0△0)を大雨の中で戦った。その柏戦は至るところで水を含んだピッチコンディションだったが、それでも右サイドを疾走したのが太田吉彰。水しぶきを上げながら、何度も敵陣深くに走り込んでクロスを上げていた。コンディションは良く、中3日で迎える今節・名古屋戦についても「いまは試合間隔が短いほうが勢いを次につなげられる感覚がある。チャンスを点に結び付けるために、もっと走り回りたい」という状態で臨む。
太田は柏戦で、J1のリーグ戦における100試合連続出場を果たした。31歳にして大けがもなく走り続けていることについて、「磐田でプレーしていた若いころから、尊敬する先輩たちを見て、自分なりのやり方でけがをしない体作りを心がけてきた」ことの成果であると考えている。「自分が見てきた先輩たちのように、今度は若い選手に見て感じてもらえるように、これからもけがのない体を作っていきたい」と太田は今後を展望する。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/07/22 18:43