プロ入り後、念願の開幕スタメンの座をつかんだGK鈴木智幸。途中離脱がありながらも試合出場を重ね、リーグ前半戦は12試合に出場した。
「半分以上は試合に出られたけど、出られなかった試合に関しては悔しい。それに、山形戦で失点が多かったことで、試合数よりも失点数を少なくできなかったのは心残り」。第17節で山形に6失点を喫していなければ、総失点が『17』だっただけに、確かに悔やまれる。
だが、被シュート数は下から数えたほうが早いのに対し、GKセーブ数とセーブ率がともに上位なのは誇れる数字だ(鈴木智以外にも榎本達也、柴崎邦博のGK3人衆が踏ん張った証左でもある)。
「一人では無理なのでね。DF陣と連係して止められているからだと思う。だからこそ、1対1の状況がない」。
「智君がいるのが大きい」と口にする選手も少なくないが、あくまでも本人は守備陣全員で残した結果だと強調した。後半戦もDF陣と連係を密にし、失点数を可能な限り減らしたい。
(栃木担当 大塚秀毅)
2014/07/18 21:53