G大阪は16日、J1リーグの再開初戦となる第15節・甲府戦へ向けて調整。炎天下の中でかなりハードなメニューをこなした。
中断期間に新加入し、甲府戦から出場が可能となるFWパトリックも精力的な動きを披露。GKを入れた4対4のゲーム形式のトレーニングでは、遠目からの強烈なシュートや、裏への鋭い飛び出し、ワンツー突破を狙うなど、多彩な攻撃のバリエーションを見せた。
パトリック自身、気持ちがはやるようで、「いつでも出場する準備はできている。監督の選択をリスペクトして、やれることをキッチリこなし、僕のプレーをサポーターに見てもらいたい」と抱負を話した。
パトリックにとって甲府は古巣。「古巣という対戦相手もそうだし、G大阪での最初の試合。それに、試合当日は息子の誕生日なんです」と頬を緩める。ビザの関係で子息の来日はしばらく後になりそうとのことだが、「チームの勝利に貢献して、息子と一緒に喜びたい」と気合いは十分だ。
さまざまな縁や想いを胸に、パトリックのG大阪デビューが近付いている。(小野 慶太)
(BLOGOLA編集部)
2014/07/16 20:23