仙台は12日に天皇杯2回戦を迎える。同ブロックの1回戦で戦った福島ユナイテッドFC(J3)と奈良クラブ(関西1部)にはどちらにも元仙台の選手が所属しており、福島の栗原圭介監督は、渡邉晋監督と高校・大学の同期、というように縁がある。「福島とも奈良とも対戦したかった」と監督は複雑な気持ちだったが、今回は勝ち残った奈良クラブのほうと戦うことになった。
奈良では元仙台のシュナイダー潤之介(2007~2008年在籍)と岡山一成(2007途中~2008年在籍)がプレーしている。渡邉監督は『エル・ゴラッソ』本紙の1469号での二人のコメントを確認しつつ、「こうして試合を通して再会できるのは本当にうれしいこと。自分も指導者として成長したところを見せたい」とコメント。「中断期間後の最初の公式戦。リーグ戦に弾みを付けるためにも、全力で勝つだけです」と、必勝を期す。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/07/09 20:56