前半戦最後の試合となる5日のアウェイ長崎戦を2日後に控えた3日、財前恵一監督がここまでの戦いぶりを振り返った。
「当初、イメージしていたよりも勝ち点を上積みすることができなかった」と指摘した上で、要因として「アウェイでなかなか良い結果を出せなかった」と、アウェイゲームでの低調ぶりを挙げた。
アウェイでの戦績を振り返ると、開幕戦で磐田に勝利して以降は白星はなく、1勝2分6敗と大きく負け越している。さらにその要因をひも解くと、「昨季は戦力的に相手のほうが上回っている試合が多かったので、アウェイでは勝ち点1を考えて試合に入った。今季は積極的に勝ち点3を取りに行ったときに、そこがうまくいかなかったのでは」と指揮官は見ている。
前節の勝利で今季初の連勝を飾っているため、ここで勝利して3連勝で前半戦を締めくくりたいところ。鬼門のアウェイゲームではあるが、「しっかりと守備を意識して、良い結果を出したい」と堅守から勝機を見いだす構えだ。
(札幌担当 斉藤宏則)
2014/07/03 15:58