負傷のため中断期間にスロベニアに一時帰国し、リハビリを行っていたズラタン。「けがをしておよそ1カ月間サッカーをしていなかったことを考えると、良い状態に来ている」と自信を見せるように、すでに負傷の影響を感じさせない動きを披露している。
リハビリをスロベニアで行ったことによるメンタル面の充実も大きい。「けが自体も大きかったので、それを自分の祖国で治療に専念させてもらったことはクラブに感謝している。それと同時に家族と過ごす時間も本来より長く取ることができたので、すごく良い充電期間になった」と語る表情からは気力がみなぎる。
その中で唯一の懸念材料は試合勘だが、「リーグが始まるまでに練習試合と天皇杯があるので、そこも心配ない。練習と試合を通して、リーグ戦が再開するころには100%になるはず」とズラタン。リーグ戦再開後の前線を心・技・体、すべての面で引っ張ってくれそうだ。
(大宮担当 片村光博)
2014/06/27 18:59