5月末から2週間のオフに入っていた甲府は、12日に再始動。15日からは御殿場で3泊4日のミニキャンプを張る。
15日はW杯ブラジル大会の日本vsコートジボワール戦当日。「絶対見られるように」という城福浩監督のリクエストもあり、チームは朝7時に甲府市内を出発し、10時のキックオフ前にキャンプ地へ到着する予定を組んだ。サムライブルーの戦いを見届けてから、初日の練習に臨むという。
城福監督は選手のW杯観戦を奨励する立場で、「いまは頭の中がW杯でいっぱいでも構わない」とさえ口にする。日本戦についても「見なきゃいけないでしょうね。自分たちの一緒にやっている仲間が、世界でどれだけやれるのか、どこに差があるのかをつかまなければいけない。今回は縁がなかったけど、“ポストW杯”を考えても彼らは見るべき」と“見る”意義を熱く論じていた。
自身もチームの活動に迷惑のかからない範囲で生、録画観戦の時間を取るとのこと。世界トップレベルの戦いは「見ているといろいろな刺激がある」(城福監督)モノだし、クラブの強化に還元できる部分もきっとあるだろう。
(甲府担当 大島和人)
2014/06/14 09:30