強風に加えて大雨が降りしきるという、台風並みのバッドコンディション下で行われたJ2最終節・徳島vs千葉は、千葉の強さばかりが光る試合となりました。千葉は良い状態で、プレーオフに臨めるのではないでしょうか。
一方、ホームの徳島は、試合後にセレモニーも行われましたが、冒頭に記した悪天候のため、選手もスタッフもサポーターも、本当に大変だったと思います。あいさつの中で小林伸二監督は、最後まで見守ってくれたサポーターへ対する感謝の気持ちと共に、「次、こういう場であいさつする時は、雨ではなく晴れ、そして、みんなで喜んで迎えることができるよう、今日という日を忘れないようにします」と述べました。
あと一歩でJ1を逃した昨季とはまた違う、悔しさにまみれた今季の最終節になりましたが、「今日のようなゲームを肥やしとして、もっと強いチーム、クラブにできるよう、頑張ります」という監督の言葉を信じて、来季へとつなげましょう。
(徳島担当 小田尚史)
2012/11/15 09:42