ジュニアユースからC大阪の下部組織で育った松岡亮輔が、ユース時代を過ごしたのは00年~02年。そのころ、トップチームで活躍していたのが田坂和昭監督だった。当時から同じボランチでプレーしていた松岡は、その活躍を脳裏に焼き付けていた。
特に記憶に残っているのが、C大阪がステージ優勝を懸けて戦っていた00年。「あのメンバーで僕は青春を育ったようなモノ」と、特別な思いがある当時のC大阪を振り返る。
「すごい攻撃的なセレッソだった。最後には西谷(正也)さんやノ・ジュンユンさんのワイドが居残って、森島(寛晃)さん、西澤(明訓)さんと合わせて4トップのようになったが、そのときに田坂さんのボランチでの献身性とか、地味だけど一人で穴を埋めたりカバーするところをずっと見ていた」と振り返る。
磐田時代の昨季は、大分戦で2度ともベンチ入りしたが出場はわずか。田坂監督の目の前で、今季は受け継いだモノをピッチで存分に表現する。
(山形担当 佐藤円)
2014/05/27 20:47