アウェイ等々力での川崎F戦といえば、昨季最終節のことが思い出される。横浜FMは勝てば9シーズンぶりのリーグ優勝という状況だったが、0-1で敗れてタイトルを逃した。
選手の多くは「あまり気にならない」と話したが、指揮官だけは違った。樋口靖洋監督は語気を強めて言い切った。
「等々力という場所は一生記憶に残ると思う。昨年、負けたことは一生忘れられない。F・マリノスに関わる人全員が忘れられないと思う」。
あの日味わった悔しさを乗り越えて、強くならなければならない。現在、チームは暫定ながら15位と苦しんでいるが、この一戦を反攻への足がかりにしたいところだ。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2014/05/15 20:56