今季、湘南から新天地の愛媛に移って38試合に出場し、チームの主戦力としてシーズンを戦い抜いた三原向平。出場機会に恵まれなかった昨季に比べると、豊富に試合を経験したことで「実りはあった」と大きな成長の年であったとこの1年を振り返る。
しかし、決して順風満帆だったわけではない。「試合に出続けていたけど、結果が出なくて、まわりにそれを指摘されて…」。シーズン序盤から好パフォーマンスを見せるも、ゴールにつながらないもどかしさは常につきまとった。
また、「試合に出続けることでの“慣れ”があって、それで外された時にはいろいろ考えた」という。だからこそ、プレー面だけでなく、「精神的にも鍛えられた」と明かす。
現在、三原は湘南から期限付き移籍中だが、来季に向けて「愛媛でプレーするとしたら」と前置きした上で、「ニンスタでハットトリックしたい。愛媛ではまだいないみたいなんで、名を刻みたいっす」と早速、逞しくなった成長面を垣間見せた。
愛媛の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(愛媛担当 松本隆志)
2013/12/06 20:03